平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
2020年9月1日、弊社を装った「なりすましメール」を受け取ったとする問合せを頂きました。

「なりすましメール」とは、当人とは無関係の第三者が、何らかの手段を持って入手した企業などの名前を装って配信するメールのことで、今回のメールも弊社から発信されたものではございません。「なりすましメール」を受信されたお得意先様や関係会社様にはご不便、ご心配おかけして申し訳ございません。

このような事例は弊社だけではなく、8月末頃より各地で「なりすまし」が発生しているようです。

「なりすましメール」の目的は、多くの場合個人情報や機密情報を盗みだすことであり、添付ファイル等を開封することによってウイルスを感染させたり、本文中に記載されたリンクから悪徳サイトに誘導するなどの手口が良く使われます。今回の「なりすましメール」の場合、タイトルが「請求書の件」となっていることが多いようで、添付ファイルが付いていることが多いようです。差出人名やメールアドレスを、実在する会社と個人名に偽装することで、メールを開封させようとするのが狙いです。

このようなメールが届いたら、速やかに削除のうえ、ウイルススキャン等実施してください。メールの開封や本文のリンクをクリックすること、メールへの返信でのお問合せはしないでください。正しいメールかどうか判断つきかねる場合は、メールを開封する前に、送信者へお電話で確認するなどお願いします。

弊社におきましては、不正アクセスの防止など情報セキュリティには十分注意しておりますが、メールアドレスに関しては、長年多数の方々へ送信しているものなので、どこのアドレス帳から「なりすまし業者」へ漏洩したのか、追跡することは非常に困難です。取り急ぎ、被害の拡大を防止するために、ご連絡させて頂いた次第です。ご心配おかけして申し訳ございません。

弊社も引き続き対策強化してまいりますので、ご理解とご協力をいただきますよう、よろしくお願いいたします。